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センターからごあいさつ

センターからごあいさつ

 がんや難病などすぐには完治が難しいことのある病気をお持ちの方の、からだのつらさやこころのつらさを和らげることを目指すのが、緩和ケアセンターです。厚生労働省のがん対策推進基本計画に基づいて、群馬大学医学部附属病院には2014年4月に設置されました。緩和ケアチームや緩和ケア外来を運営するとともに、病院内の関係部署の連携を促進し、患者さんが退院や転院をされる先の医療機関との地域連携も進め、さらに群馬県内の緩和ケアチームとの経験交流を進めることに努めています。

 

 多職種の緩和ケアチームで、定期的に病室を訪問して診療の検討を行ったり、苦痛のスクリーニングを実施してからだやこころのつらさに早く気づけるようにするなど、患者さんから声が挙がる前に、センターの方からつらさへの支援ができることを心がけています。また緩和診療において患者さんとご家族がより充実した時間をともに過ごしていただく療養プランを検討するなど、患者さんの声を汲みあげられる取り組みを目指しています。

ご利用のご希望がありましたら、身近な医療スタッフを通して声をおかけください。

 

群馬大学医学部附属病院 緩和ケアセンター

 

緩和ケアセンターの業務内容
○チームによる緩和ケアの実践(看護師等による定期的入院訪室とチームによる検討会実施)
○緩和ケア外来の定期開設(ペインクリニック外来と併設)
○苦痛のスクリーニングの実施とその対応
○緩和ケア対象患者さんの入院病床確保
○がん看護外来、がん診療科外来ラウンド、がん診療部署看護カンファレンスの定期開催
○患者さんならびにその家族、遺族からのがん相談対応
○地域の連携医療機関との情報共有

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