テーマ

高度がん治療と教育の普及
がんの専門的・総合的な研究を推進

センターからごあいさつ

 日本では60万人ががんにかかり、30万人以上ががんで死亡されています。昭和56年にがんが死亡原因のトップとなってから久しく、今後も高齢化とともに患者数がさらに増加することが予想されています。これに対処すべく、がん医療の“地域間格差”、“病院間格差”、“情報格差”の3つの格差の改善を目標に、当院腫瘍センターも設立されました。
腫瘍センターの役割としては、1)がんの集学的治療(手術・放射線治療・がん薬物療法など)、2)がん診療のレベル向上、がん予防についての啓発活動、3)がん治療にかかる医療機関等との連携、4)がん登録、5)緩和ケア、6)がん医療者育成などの推進などが挙げられます。そのためにCancer Board、外来化学療法センター、がん登録部門、緩和ケアチームなどを整備・充実し、最適な治療方針を提示いたします。また、がん診療についての相談、情報提供を患者支援センターで行い、がん患者・家族の方々の支援をしていきます。さらに、医師およびコメディカルスタッフを対象とした研修会の実施、がんプロフェッショナル養成基盤推進プランとの連携を図ることにより、これからのがん診療を担う次世代の医療者を育成してまいります。
まだまだ問題点・課題もたくさんありますが、皆さまからのご意見ご要望を参考にしながら内容を充実させていく所存です。ご支援とご協力をお願いいたします。

群馬大学医学部附属病院 腫瘍センター

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