患者の皆さんへ

2024年6⽉、群⾺⼤学に新しく腫瘍内科が誕⽣いたしました。現在、ふたりにひとりががんに罹患する時代において、私たちの科は、がんの進⾏度にあわせて薬物療法や免疫療法を提供する専⾨科です。さらに緩和ケアセンターを併設し、がんに伴う症状の緩和にも積極的に取り組んでいます。
当科のがん診療の強みは、外科・内科・放射線科・病理、緩和ケアチーム、医療連携チームなど、がん治療に関わる院内すべての部⾨、さらに地域の医療機関と密接に連携していることです。豊富な経験を持ったがん薬物療法専⾨医(腫瘍内科医)がハブ機能の役割を担い、⼀体となって治療に当たります。さらに医師だけでなく、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、事務が協⼒し合い、常に対話を重ねながら、患者さん⼀⼈ひとりの⽣活を⽀えていきます。
私たちはゲノム医療センターとしても活動しており、がんゲノム医療連携病院として群⾺県のみならず、北関東のゲノム医療を⽀える役割を果たしています。
地域に根ざしたがん診療の拠点として、個々の患者さんに最善・最適な治療を提供することが私たちの最⼤の使命です。がん治療は、患者さんやそのご家族と医療チームが⼀緒になって取り組むものです。お互いに⼿を取り合い、⽬標に向かって着実に前進していきましょう。

詳しい診療内容に関しては下記リンクから病院ホームページをご確認ください。

群⾺⼤学医学部附属病院 腫瘍内科

群⾺⼤学医学部附属病院 腫瘍センター

群⾺⼤学医学部附属病院 緩和ケアセンター

群⾺⼤学医学部附属病院 外来化学療法センター

群⾺⼤学医学部附属病院 がんゲノム医療センター