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看護部会(看護連絡会)

群馬県内におけるがん看護に関わる看護師の資質向上と、がん看護レベルの均てん化を図る目的で看護師向けの研修企画、立案を行っています。
平成21年度から平成25年度までは「専門分野(がん)における質の高い看護師育成研修事業」を実施しました。
平成26年度からは「がん分野における中堅看護師実務研修」を実施しております。

がん分野における中堅看護師実務研修

平成30年度


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平成29年度

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平成28年度

20140614市民講座ポスター

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平成27年度

20140614市民講座ポスター

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平成29年度実績

1.研修日時

・研修期間 平成29年9月12日(火)~10月12日(木)
・研修時間 講義・実習日:15日間

2.受講決定関係

・受講決定22名   研修修了者22名

3.実習関係

・実習施設(12病院)
前橋赤十字病院、国立病院機構高崎総合医療センター、国立病院機構渋川医療センター、
公立藤岡総合病院、公立富岡総合病院、伊勢崎市民病院、桐生厚生病院、群馬県立がんセンター、
地域医療機能推進機構群馬中央病院、群馬県済生会前橋病院、館林厚生病院、群馬大学医学部附属病院
・緩和ケア病棟・訪問看護ステーション見学(5病院・7施設)
国立病院機構渋川医療センター、公立富岡総合病院、伊勢崎市民病院、
群馬県立がんセンター、群馬県済生会前橋病院、
前橋赤十字訪問看護ステーション、
公立藤岡総合病院附属外来センター内訪問看護ステーション「はるかぜ」、
訪問看護ステーションいせさき、緩和ケア診療所・いっぽ、
群馬県看護協会訪問看護ステーション、群馬県看護協会訪問看護ステーション粕川、
群馬県看護協会訪問看護ステーション高崎、群馬県看護協会訪問看護ステーション渋川

がん分野における中堅看護師実務研修

研修目的

がん分野における専門的知識及び技術の習得によりアセスメント能力の向上を図り、質の高いがん看護が実践できるよう事例検討を含む研修を実施する。

研修期間(平成29年度実績)

平成29年9月12日(火)~ 10月12日(木)
[講義・実習日15日間]

研修方法

・講義
・見学実習・施設実習
・演習実習
①リンパ浮腫のセルフケア・リンパドレナージ・スキンケア
②静脈注射・ポートの取り扱い・血管外漏出
③ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム

研修会開催状況

 

  • (1) 開講式

    群馬大学医学部附属病院アメニティモール2階カンファレンス室にて行われた。
    群馬県内各医療機関から22名の研修生が集まり、がん看護研修の目的や意義、今後の目標などを含め、群馬大学医学部附属病院長及び看護部長より挨拶があった。

  • (2) 講義 がん看護とは

    群馬大学医学部附属病院や県内医療機関の各講師から、がんの特性、最新の放射線治療、がんリハビリテーション看護、緩和ケア、手術療法、看護理論と看護援助、意志決定支援など、幅広い分野における貴重な講義を受ける事ができ、がんに対する知識をより一層深められた。

  • (3) ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラム

    群馬大学医学部刀城会館にて2日間にわたり講義やロールプレイ・事例検討等を行い、エンド・オブ・ライフ・ケアについて学んだ。平成27年度からは、中堅看護師実務研修生とは別にELNEC-Jのみの受講生も募集しており、研修生同士のコミュニケーションも活発に行われている。

  • (4) 演習 静脈注射・ポートの取り扱い・治療時の緊急対応

    がん看護専門看護師による講義及び、がん化学療法看護認定看護師によるデモンストレーションが行われ、化学療法看護時に必要な知識や技術を学んだ。患者さんの対応など様々な場面を想定し、事例を用いて演習を行った。

  • (5) 演習 リンパ浮腫のセルフケア・リンパドレナージ・スキンケア

    がん看護専門看護師、リンパ浮腫療法士の講義及びデモンストレーションが行われ、リンパ浮腫のメカニズムと疾患、リンパ管系の解剖や生理を学んだ。リンパドレナージ、マッサージ方法の演習を行い、技術を身につけた。

  • (6) 事例カンファレンス

    施設実習で受け持った患者についてプレゼンテーションを行い、情報の共有を図った。各グループに1人がん看護専門看護師がファシリテーターとして介入し、看護の振り返りを行った。

  • (7) 修了生フォローアップ研修

    平成28年度修了生17名により研修終了後約1年間の、自身の取り組みについて発表・振り返りが行われた。また、他の修了生の活動や課題を共有することにより、自施設で今後どのような取り組みが必要か考える機会となった。

  • (8) 閉講式

    研修生22名全員が終了認定され、群馬大学医学部附属病院長から修了証書が授与された。また、今後のがん看護をより質の高いものにするようそれぞれ課題や目標を設定し、研修を終了した。自施設において今後益々の活躍が期待される。